特定健診・特定保健指導

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メタボリック症候群とは

メタボリック症候群とは

メタボリックシンドロームは、糖尿病、高脂血症、肥満、高血圧の4つの生活習慣病の病態が重なった複合生活習慣病のことです。

血糖や中性脂肪、HDL(善玉)コレステロール、血圧の、それぞれの数値は正常値との境界領域でも、ある基準以上(HDLコレステロールは基準以下)の数値が3つ以上が重なると、動脈硬化のリスクが非常に高くなります。そして、動脈硬化が進行すると、脳や心臓などの血管が詰まって脳梗塞や心筋梗塞など生死に関わるような病気を招きやすくなるのです。

メタボリックシンドロームの大きな原因は内臓脂肪型肥満。なぜ、内臓の周囲に脂肪が溜まるかといえば、食生活の欧米化による高脂肪・高カロリーの食事、過食やお酒の飲みすぎ、運動不足、生活リズムの乱れ、ストレス、喫煙が原因としてあげられます。

このような誘因が多い生活を送っていると、やがてメタボリックシンドロームになったり、高脂血症や糖尿病、肥満、高血圧などを発病したりしてしまいます。そうなると、動脈硬化が進行するリスクが高くなるので、心当たりのある人は食生活や生活習慣の改善が必要です。

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生活習慣病の予防

生活習慣病は、今や健康長寿の最大の阻害要因となるだけでなく、国民医療費にも大きな影響を与えています。

生活習慣病の原因は、不健全な生活の積み重ねによるメタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)である場合が多く、これは個人が日常生活の中での適度な運動・バランスの取れた食生活・禁煙を実践することによって予防することができます。

そこで、メタボリックシンドローム(内臓脂肪型肥満)の該当者・予備群に対する改善指導・予防を徹底する為、生活習慣病予防対策が強化されます。それが、特定健康診査(特定健診)制度です。

特定健康診査(特定健診)制度

特定健康診査(特定健診)とは、40歳以上75歳未満の健康保険加入者で、被保険者だけでなく被扶養者も対象となります。特定健診の結果をもとに、内臓脂肪蓄積の程度とリスク要因の数に着目して、リスクの高さに応じて、レベル別(「動機づけ支援」・「積極的支援」)に特定保健指導の対象者の選定を行います。

特定保健指導

特定保健指導は、「動機づけ支援」「積極的支援」に該当した人に対して実施されます。

特定保健指導の目的は、対象者が自分の健康状態を自覚し、生活習慣の改善のための自主的な取り組みを継続的に行うことができるようにすることにあり、対象者が健康的な生活に自ら改善できるよう様々な働きかけやアドバイスを行います。

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神戸市西区のゆうこう内科/内科・消化器科、リハビリテーション科、通所デイケア

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